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GWの旅 その2
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旅の醍醐味は、風光明媚な地で地元の美味しい食べ物をいただき、ゆっくりと温泉に入って身心リフレッシュする事。そして、もう一つが宴会。

夫の兄弟縁者はおしゃべりと楽しいことが大好き。そこにお酒と美味いものがあれば言うことなしのハッピー・パーソン。 彼らの宴会は凄い! といっても裸踊りや、特殊な芸が飛び出すということではありませんよ。

彼らの宴会は二回。それも夜通し呑み続ける。一般的には、旅の旅館といえば、あちらが用意してくれる上げ膳据え膳の美味しい料理に舌鼓をうち、食事が終わるとゆっくり温泉に入り、部屋にもどるとパリッと糊のきいたシーツにくるまり、女性ならおしゃべりしながら、おやすみなさ~い。男性なら、ちょっとカラオケで歌うか、バーで飲みなおすといったのが定番だろう。

しかし。彼らは違う。旅館の宴会の後、どこかへ出かけたり、ラウンジでカラオケをやりながらちょっとひっかけるなんてことはお子様メニューらしい。

旅館に着くと、まず宴会部屋というものが決められる。数家族で動く我々の旅行は家族単位の部屋で予約を入れる。宴会係は、到着するとまず部屋を確認。そして、その中の一つを宴会部屋と決める。

夕食後、皆は「ココ」と決められた部屋ヘ、誰かが招集するわけでもなく、何処からともなくわらわらと集まってくる。
部屋に設置された風呂場横の洗面所はキッチンに早変わり。小さなまな板、包丁は旅の必須アイテム。どこから出てくるのか、お重やタッパーに詰められたご馳走がテーブル狭しと並べられ、この日の為に用意した日本酒や焼酎、ウイスキー、ワイン、勿論ビールが華麗なるテーブルに鎮座する。

我が夫と二人の姉以外は皆大酒飲み。ザルを通り越してバケツである。私の実家が普段お酒を飲まない家族ゆえ、結婚当初、彼らの呑みっぷりをみて、吃驚暁天。内心すごい所へ嫁にきたぞ、と思ったものだ。おまけに皆めちゃくちゃ面白い。夜通し笑い声が部屋中にとどろいているのである。

そんな彼らだが、驚く事にどんなに呑んでも翌日は必ず子どもたちの為に観光にくりだす。(子どもがいなくてもだ)。車を運転する。後ろの席で青白い顔をしていても、時間がたてばすぐ治ることを皆知っている。なぜなら、身体に残ったまま、陽が落ちる夕刻あたりから、また宴会がぼちぼちと始まる。

正直、初めはこの一族は怪物?と思ったほど(ごめんなさい)。トニカクスゴイ。(スゴカッタ)
それがそれが、ここ数年 「よる年波には勝てない」 か、めっきりおとなしくなって夜中の24時を回る頃には皆さんもうお休み態勢に入る。健康的で宜しいのだが、あの物凄い時期を知ってるだけに何だか寂しい気もする。


なんと話しが横道にそれてしまいました。旅の醍醐味、宴会について話し出したら止まらなくなりました。(エピソードは数知れず) はちゃめちゃ珍道中。またいつかお話しましょう。

さて、もう一つの旅の楽しみ、観光もそう。九州で生まれて育った私は毎年初めて行く場所(乗鞍や上高地大好き)の素晴らしさに感激したものです。
そして今回向かったところは、私が行きたかったところ。やっと夢が叶いました。




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美術館ふたつ。
まず向かった所は、長野出身の池田満寿夫の美術館。広い敷地に建つ平屋(一部2階)は各所で陽光が入る透明感のある建物。彼の型にはまらない自由な作品は、生前からとても興味があり、自伝的な読み物も何点か読みました。彼の突然の死は未だに私の中で忘れ物をしたような感覚で、あれから9年、今生きていたらどんな作品を残してくれていただろう。
彼は版画家の顔だけではなく、小説「エーゲ海に捧ぐ」では芥川賞受賞。その他映画監督や陶芸家としても活躍。彼のほとばしる才能は美術にとどまらずあらゆる所で発揮されてきたのです。
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今回、来て良かったと思ったことは、彼の油絵を見れたこと。版画は複数芸術ですが、油絵は1点もので、それも無名時代に描かれたもの。どこでも見れるものではありません。画像は画集からデジカメでとったもの。(珍しいのでアップします)

左の上下は時代は違いますが、故郷長野の同じアングルで描いた風景。(上)高校時代に描いたといわれる写実的画風と、(下)四年の時をこえ画家として歩き出したころに描かれた絵の線と面を強調した抽象的な画風は、これから向かう方向性や心の変化を感じます。
右上の油絵は、やはり高校時代のもので。どこかゴッホを思わせる構図。右下も風景ですがブラックやピカソのキュビズム的タッチで描かれています。
1点ものの絵は画家の生きた時代の心の変化や思いがより伝わってきて、観ていてとても興味深いですね。

今回早足で回って、気になった絵をもう一度見ようと思ったけれど皆を待たせてると思い諦めてでました。画集を買ったのですがその中にはお気に入りの絵は無かったのです。
もう一度、今度はゆっくり回ろう!!


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次ぎに向かったのが、東山魁夷の美術館。

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これも書きたい事がいっぱい。実は昨夜書いたのですが、アップの際に記事が全部消えてしまった。(がーーーん)かなりショック。ココまでかいたのですが、続きはあとで書きます!(ごめんよ)
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by soleiljap | 2006-05-11 09:19 | ◇ 風 景 | Trackback
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