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灰谷健次郎氏 死去

「灰谷健次郎がなくなったんだね…」 早朝、新聞を読みながら言った夫の言葉に思わず泣きそうになった。つい先日、blogに書こうと思っていた作家が、「灰谷健次郎」と「向田邦子」だった。

灰谷健次郎氏の代表作品「兎の眼」を初めて読んだのが、結婚して上の子が生まれる直前だったとおもう。純粋な子どもの心とその友達、彼らを見守る担任の先生の物語。
こんなに深く純粋な子どもの心を描ける作家がいたのかと感動。それ以来、夫婦で灰谷健次郎の作品を読み漁った。私の本棚にあった、「兎の眼」「太陽の子」「ろくべえまってろよ」「天の瞳」、彼は人間社会の歪みを純粋な子どもの目を通して私達に訴えさせたのかも知れない。それから、記憶におぼろげだが、教員志望の女子大生が灰谷健次郎にだした書簡が綴られた本は、教育者とは、教師とは、さらには親とは、子どもを持とうとする自分に沢山のことを考えさせてくれた。「兎の眼」と「ろくべえまってろよ」はいつしか息子の本棚へ移動した。子ども達には灰谷健次郎のような先生と出会ってほしいと思った。

小学校教諭を17年間勤めて学校管理が強まるなか退職(毎日新聞)。淡路島での自給自足の生活、幼稚園を作って、毎日10Kマラソンをするというエネルギッシュな彼のエッセーは面白かった。そのあと沖縄に移り住んだことまで知っていた。

灰谷健次郎氏は、最近の学校教育やその現場、いじめによる自殺報道を見てどんなことを思われていたのだろうか。 ご冥福をお祈りします。 合掌
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by soleiljap | 2006-11-24 13:10 | Trackback
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