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幻想的な世界 @美ヶ原高原美術館
本文の前に:
新潟地方で大きな地震がありました。亡くなられた方々、心からお悔やみ申し上げます。
被災地の方々が不安な夜をむかえていらっしゃると思うと胸が痛いです。一時もはやく、平穏な生活が戻りますよう心からお祈り申し上げます。


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この連休は法事(父の一周忌)で鹿児島へ帰る予定でしたが、14日が台風のため空の便は全て欠航。残念ながら行けませんでした。遠く東京でお線香をあげ家族で故人を偲びました。

昨年7月18日の朝、突然の危篤の知らせを聞き、急いで空港にむかい、飛行機に乗ろうとしていた時、父は天国へ旅立ちました。あれから一年、今までで一番父のことを考え、思い出した一年だったように思います。
家族を愛し、大事にすると同時に回りの人たちの事も気にかけ大切にしていた父。ユーモアをもって話しかける父の回りはいつも優しい空気に包まれていました。
昨年、お通夜、告別式を通して沢山の方がら私の知らなかった父を知るたびに、あらためて父の娘であったことを感謝しました。
この一年、夢にでてきてほしいと何度も願って、やっと出てきた父の優しい声。私と同じようにおじいちゃんに会いたがっていた娘も、ある日、熱が下がらず、これで下がらなかったら入院しましょうと言われていた明け方、夢の中にでてきたそうです。 いつもの優しい顔でニコニコ笑いながら孫たちをみていたおじいちゃん、最期まで東京の孫たちに会いたがっていたそうです。

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さて、画像は、先日、長野の旅で訪れた美ヶ原高原美術館のモニュメント。
この日、高原は濃い霧に包まれていました。下界は前の記事にも書いたように晴れ渡っていたのですが、標高約2000メートルの山、雨が降った後は上昇気流の関係でこのように霧がかかるそうです。
数年前訪れた時は澄みきった青空と青々と目に眩しい芝が何処までも続いていたのを覚えていますが、このような霧の風景も悪くないです。
足元の道だけを頼りに歩いていくと次々に現れるモニュメント、霧に包まれぼんやりと輪郭を映し出して、幻想的でとても不思議な光景でした。

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霧をはらうように強い風が時に吹いては、また濃い霧に包まれる。そんな繰り返し。

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猛獣つかいと百獣の王ライオン。

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高原美術館という名の通り、晴れていれば青空の元、散歩しながら沢山の彫刻や植物を観る事ができるのですが、今回はこのような濃霧のために遠出は出来ず、地図を見ながら突如現れるモニュメントを道しるべに近場をお散歩しました。下界とは10℃ほど差があるのではないかと言うくらい肌寒く、霧が肌にひんやりと短い散歩には心地よかったです。
自然大好きな私としては、この幻想的な風景も気持ち良く、時間が許せばもっと遠くへ行ってみたいと切に思いました。

そして、その短い時間を恨んだ瞬間がここ。
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ここに立ち止まり思わず出た言葉。

『あー、時間があったらここを歩きたい!』

この先には何があるのでしょう。
知らないどこかの道へでて、そこに父がいたらいいな、、、
帰り道、ふとそんな事を思う。


離れて暮し、そばにいることが出来ませんでしたが、父が残してくれた、ユーモアと人への暖かな思いやり、家族を大事にする心はしっかり私達の心へ伝わっています。
これから私自身が家族や周りの人たちへ伝えていく番、天国からみんなを見守ってね。お父さん。
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by soleiljap | 2007-07-16 23:41 | ◇ 風 景 | Trackback
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