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大晦日
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子どもの頃、お正月が近づく暮れの慌しさが好きだった。毎日、少しず片付いて綺麗になっていく様子は気持ちよかったし、28日、総出で行う餅つきも、薪の匂いと一緒に楽しい行事として私の中に染み付いている。

ほっかぶりに割烹着姿の女性たちの手際よく動く姿に惚れ惚れし、いつも一番前に出ている男性陣の、その時ばかりは茶目っ気たっぷりに力仕事に徹していた姿も、子どもの私には可愛いく思えた。
その夜に真っ白い半紙に包まれた丸餅が自分の勉強机に置かれると、新しい年が来るんだなと心弾んだものだ。

お正月の食料の買い出しは尋常ではなかった。冷蔵庫は溢れんばかりの食べ物で埋まり、結局お正月が明けても、食べ切れなかったものがごみ箱へ放りやられるという悲しい結末だったような気がする。

時間が山ほどあった子どもにとって、暮れから新年を迎える光景は一つのお祭りのような行事。12月31日から1月1日へ移行する時間の流れに、そわそわしつつもお年玉の喜び以外は差ほど大変な行事ではなかった。

しかし、結婚して妻となり母となった時、何げなく流れる時間の一過程に過ぎない「その瞬間」を心からとても大事に思えるようになった。大晦日と新年はとても意味のある時間になっていた。

子どもの頃の暮れに大忙しで働く大人たちの姿がいとおしく思えるのは、子どもや皆の幸せを心から願う姿だと分かったからかもしれない。今ほど便利でないあの頃、どれだけに時間と労力を使ったかと思うとさらに尊敬の念でいっぱいになる。


あれから数十年。すっかり母親業も板に付いた2007年の大晦日、我が家ではもうすっかり定着した光景。
大掃除も終わり、30、31日の怒涛のおせち作りは今年も同じ。(今年こそは温泉で新年を迎えたかったのよね・・・)
28日から熱を出し寝込んでいた娘もやっと平熱になりほっとしたのもつかの間、我が家のキッチンは朝からガスの火はつきっぱなし。

毎年(ここ数年は)、台所でお重の仕上げをしながら、TVから流れる除夜の鐘を聞くのが恒例で、紅白歌合戦の最後のフィナーレの余韻の中、突如聞こえてくる鐘の音にジーンとしたものだ。
歓喜と歓声、そして静寂。この違和感が、なんとなく心地よく。あぁ、また新しい年がやってくるんだと思う瞬間。
その時々の思い出や希望を「ゆく年くる年」の鐘の音に重ねていくと、疲れている頭も身体もいつの間にかすっきりと目覚めるから不思議。

たっぷりあると思っていた時間も、人生折り返し地点を過ぎると、そんなにゆっくりもしていられないと思ったりもする。
来年もまた良い年でありますように、と願える幸せ。家族が元気で笑って過ごせる毎日。食卓を囲んで美味しいね、といえる日々。何気ないことを大事にまた来年もたおやかに生きていこう。
子どもの頃に見ていた大人たちも同じことを考えていたのだろうか。一日一日を大事に過ごそさなければ。


そして来年は・・・ 来年のことを言うと鬼が笑うので、とりあえず残りのおせちをがんばって作ります♪


a0029889_2353951.jpgトップ画像の黒豆は、今年のおせちの中で一等賞をあげてもいいくらいの出来ばえ♪ 
だから、味見も一粒一粒大事に食べなければなりません。(笑)
下準備から煮る時間まで13時間はかけて作ります。昔は圧力鍋で作っていた時期もありましたが、いい豆を使うようになると、そんな荒行は出来なくて、せっせと大事にコトコト8時間煮ています。大好きだから、どんなに時間がかかっても毎年作るのです。

今年は、嬉しいことにお友達のお母様から立派な黒大豆が送られてきました。
「○○さんは黒豆を作るのがお上手だと娘から聞いたので」 と手紙に書き添えられていました。
お心遣いに感謝。大事に作らさせていただきました。


a0029889_2372837.jpgごらんのようにふっくらつやつやの黒豆。漆黒とはこのような色を言うのでしょう

きっしゅさんのお母様、美味しくできました。
近くなら出来立てを持って行けるのに、残念です。

きっしゅさん、貴女の大好きな黒豆、今年はさらにパワーアップ。ちゃんと残しておくから楽しみにしててね~♪



最後になりましたが、いつもブログへ来てくださる皆様、2007年もこうやってモニターを通じて皆さまと交信できたこと、とても楽しかったです。
ここまでブログを続けてこれたのは、モニターの向こうに皆さまのことを実感できるから。これからもどうぞよろしくお願いします。

もう、あと少しで2007年も終わります。皆さま、よいお年をお迎えください。そして、来年もよろしく♪
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by soleiljap | 2007-12-31 14:58 | ◆ おせち料理 | Trackback
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