人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< ピーカンナッツ・クッキー ビュー・ラウンジでピクニック♪ >>
ブラームス ピアノ・コンチェルト2番@サントリー・ホール

3月15日、サントリーホールにて日本フィルの定期演奏会を聴きに行きました。

  日本フィルハーモニー交響楽団 
     ♪ ブラームス : ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
     ♪ R.シュトラウス : 交響詩《ツァラトゥストはかく語りき》

     ■ 指揮 : 沼尻竜典
     ■ ピアノ : ニコラ・アンゲリッシュ

ブラームスのピアノ・コンチェルト2番は大好きな曲で、いつも「リヒテル/マゼール指揮」 と 「ツィマーマン/バーンスタイン指揮」 多分他にもあったと思うけれど、この二つのCDを良く聴いています。(好みは安定感のあるリヒテル) 
この曲はなんといっても、最初のホルンの出だし。この曲を聴くとまず思うのが、雄大な山の風景。以前、真冬の早朝、自宅から美しい富士山を見つけた時、すぐにこの曲を思い出しかけてみたけれど、「ちがう・・・」。
もっと大陸的な原始地球を思わせる山。そう、ヨーロッパの大自然のもっと大きい風景がぴったりなのです。
コンチェルトと言えば、3楽章編成のものが多いのですが、これは4楽章からなる長い曲。スケールといい、ピアニストには力を求められる曲なのでしょう。

ピアノは、ニコラ・アンゲリッシュ。1970年生まれのアメリカ人、13歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ピアノ、室内楽、伴奏の各クラスでプルミエ・プリを受賞。その他、さまざまなコンクールで賞を獲得している彼はこれから先が楽しみなピアニスト。

今回2階席から聴いたのですが、大オーケストラを従えてのピアノの存在感は凄い。アンコールに、シューマンの「トロイメライ」。お兄ちゃんに聴かせたかったね、とお隣の娘と話していました。
そして、毎回言っていますが、生はいいですね。交響詩もいれて2時間弱、贅沢な時間を過ごせました。

↓はサントリー・ホールの広場の噴水周りの花壇。きちんと手入れがされていてとても綺麗でした。いい音楽を聴いたあとで、可愛い花たちに出会うと心さらにやさしくなれますね。都会にあっても、こういう(イベント)余裕は忘れないで続けてほしいと思います。

ブラームス ピアノ・コンチェルト2番@サントリー・ホール_a0029889_892669.jpg


ブラームス ピアノ・コンチェルト2番@サントリー・ホール_a0029889_894232.jpg

2時からの公演で終わったのが4時。ぽかぽか陽気だし、このまま帰るのももったいなくて、PAULによって軽く食事をしてかえりました。勿論、パパとお兄ちゃんにケーキのお土産も忘れずに。
by soleiljap | 2008-03-17 08:10 | ◇ 音 楽
<< ピーカンナッツ・クッキー ビュー・ラウンジでピクニック♪ >>