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梅雨の楽しみ
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梅雨の楽しみはいろいろある。例えば、梅干作り。6月、雨の知らせを聞く頃、店先には梅が並ぶ。
黄色く熟した梅を今か今かと待ちわび、土用干しを念頭に入れて漬け込むタイミングを狙うのは勝負師さながら。(笑) 出来上がりをイメージし、毎日、瓶の中でその姿を変えていく梅たちを眺めるのは、何より季節限定の楽しみである。
主婦になり梅干作りの醍醐味を知ってから、梅雨の恒例行事だったけれど、今年はお休み。

そんな時に、ふと思いついたらっきょうの酢漬け。実は初めての経験。これまであの匂いが気になり、作らずにいた。が、6月にはいり、美味しい手作りらっきょうをいただいた。

季節は今、ジャストタイミングである。この時期を逃したら、来年まで作れない。
ならば、早速作ることに。くださった方のお母様(熊本の方)に作り方を教えていただき、その日のうちにらっきょうをスーパーで買い求める。

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一個一個丁寧に土を洗い落とす手間を思うとき、これは美味しさを紡いでいく作業なのだと、腰をさすりながら言い聞かせる。今よりずっと不便な時代、母やもっと昔に生きた女性達の仕事を思うと、毎回のことながら感慨深く思う。

荒漬けは暫くらっきょうの匂いがキッチンを包む。そのうちリビングまで匂ってきた。やっと瓶詰めにしたら、1キロのらっきょうはほんの少しである事に愕然。もう一キロ買っておけばよかったと後悔する。

画像は最終段階前のもの。普通はここで終わるのだけれど、ここからが思案のしどころ。レシピは唐辛子を入れると書いてあった。それも沢山。これくらい?いやもっと?十分だよね。と娘と話しながら投入。辛味が想像できないので悩みに悩む。
熊本のらっきょう漬けは赤唐を沢山入れるらしい。でも美味しいらっきょうになることは間違いない。
今、その日を待ちわびる日々。 のはずだった……

味見の名目で、らっきょうたちは瓶の中から、毎日その姿を消してゆくのである。

来年はもっと沢山漬けようっと。
2008年、かくしてもう一つの梅雨の楽しみを見つけた6月であった。
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by soleiljap | 2008-07-10 22:59 | ◆ 料  理 | Trackback
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