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40うん年前の宇宙のなぞが解けるか?
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皆さま、お元気でしたか? 更新が滞ってしまいました。
具合でも悪いのかしらと心配してメールを下さった方々、ご心配をおかけして申し訳ありません。そして、毎日、おこしくださった皆さま、ありがとうございます。

私はすこぶる元気なのですよ。ただ、ピアノの発表会を前に、少しだけ落ち着かないというのが正直な気持ちです。

しかし、ピアノの練習時間はたっぷりとっているものの、どういう訳か、行動はまったく違うことをしでかすもので、ひたすら読書にふけっております。

今、図書館がとても便利。自宅にいながら、わが住む区の図書館のHPに行き、ネット上で読みたい本を検索、そして予約。本が用意できるとメールで知らせてくれます。ただ、人気の新刊は何百人待ちというのもざらで、角田光代の「八日目の蝉」が現在80番台で、小川糸の「食堂かたつむり」は100番台。桜庭一樹の「私の男」に関しては、なんと300番台という状態。
新刊はすぐに読めない不便さはありますが、いつでも手軽に借りれる図書館の本のおかげで、読みたい本は益々連鎖して、中毒的な状況になりつつ、いえ、すでに活字中毒です。

今、読んでいる本が 立花隆の「臨死体験」(上下巻)。
臨死体験なんて聞くと、興味本位のオカルト的話題で終わりそうな感もあるわけですが、アメリカでは1970年代、キュブラー・ロスとレイモンド・ムーディの研究をきっかけに、その後、精神、神経、脳、宗教、人類、哲学等の学者たちが感心を寄せ臨死体験についても研究がなされ、近年では世界的な研究団体も作られ国際会議まで開かれたといいます。

この本は、臨死体験に興味をもっていた立花氏が世界中を飛び回って調べた膨大な資料を基に、まず1991年にTV(NHK)で放送されたそうです。(私は観ていません) このときTVで放送されたのは、わずか資料の1%に過ぎず、不完全に終わらしたくないという立花氏の意思で本にされたそうです。このみっちり書かれた「臨死体験」の上下巻、読み応えあります。

さて、以上を前置きに、では、なぜこのポストのタイトル 「40年前の宇宙のなぞが解けるか?」に繋がっていくかですが・・・

興味本位で読み出したこの本、最初はあらゆる体験談が綴られています。臨死体験ってこんな風になるんだ、なんて読んでいくと、あるところで、びっくりする記事にぶちあたりました。

ユングの臨死体験です。 それまでは、臨死体験というと、川が流れていて、お花畑があって、亡くなった人たちがでてきて、とよく聞く内容。 それがユングの場合はちょっと違う。宇宙へ行くんです!

それまで、ソファーに寝転んで読んでいたのですが、その行を目にした瞬間、飛び起きて再度読み返しました。
私も子どもの頃に宇宙に行ったことがあるのです。これをいうと、大概の大人は私が冗談を言っているか、妄想好きの子どもの夢物語ぐらいにしか聞いてくれていませんでした。(当然ですが)

1969年、アポロ11号が初めて宇宙から撮影した地球。皆さんもご存知ですよね。あの青い美しい地球をもっと前にみていたのです。 宇宙にぽっかり浮かんだ自分。視線の先には青く丸い地球が。 
その時、とんでもないところに来たという恐怖心と、帰れるのという不安でいっぱいでした。
この体験は、アポロからの宇宙の映像をTVで見るまで数回続きました。
私の体験は別として、ユングの場合はアポロは勿論、ガガーリン以前の体験で、地球が青いことも、そのような文献など何もない時代のこと。(彼の自伝のなかに詳細に書かれているそうです)

ここで特筆しておかねばならないことは、私とユングの宇宙体験の違いです。ユングは生死をさ迷った上におこった臨死体験で、私は平常の状態(寝ている時)で起こったということ。
この本の趣旨が臨死体験なので、私の経験はどのように解釈していいか分かりませんが、人によっては何もない状態でこのようなことが起こりうるとも立花氏は書いています。本の後半にその謎が隠されているもよう。
科学で解明されないものが世の中には沢山あるのも事実。でもこうやって科学的に解明されていくことで、自分に納得させられることは大事なこと。実際、宇宙の体験はこの40うん年間、私にとって疑問だらけのページだったのですから。
上巻の半分しか読んでいないので、これ以上は何とも書けないのが苦しいところ。

読書途中のお話で相すみません。実は書きながら私自身もすっきりしていません。(笑) 早く読んですっきりさせます!
私自身、これまで不思議体験はきっと他の人よりあると思います。書きたい話題はあるのですが、こうやってblogを書き始めるとあっという間に時間が過ぎていきます。もう少し時間に余裕が出てきたら書けるかな。

今日は近況お知らせかたがた、読書(途中)感想でした。


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by soleiljap | 2008-04-22 10:55 | ◇ 本
読了  2008/3月


●対岸の彼女   角田 光代 / / 文藝春秋

132回直木賞受賞作品。これまで何度か書店では手にしたが、どういう訳か手元にやってこなかった。読み終えて、もっと早く読めばよかったと悔やむ。

『人はなぜ歳を重ねるのだろう』
『またあしたね』 
この二つの言葉が、読み終わっても暫く澱のように心に残っていた。人間の心の隙間や寂しさが、切なく胸にとどいてくる。読み手に沢山のテーマを投げかけてくれる本。
直木賞と芥川賞が、エンターテイメントと純文学という分け方をされるとすれば(線引きは未だに不明ですが)、これは純文学にいれたい。

まだ、数冊しか角田光代の本は読んでいないけれど、この本はもう一度読みたい本。(そういえば、『これからはあるくのだ』も再読したな)
氏の人を観察する目、心象描写は深く、端的ですっきりした文章形態は好み。


●いまなぜ青山二郎なのか   白洲 正子 / / 新潮社

河合隼雄の対談集『こころの声を聴く』の中で、著者が対談していた白洲正子という女性。薩摩、樺山伯爵家令嬢で、言わずと知れた白洲次郎の妻であり、作家(おもに随筆)であり、能楽者でもあり・・・・とその華麗なる経歴はさておき、氏の歯切れのいい、どちらかというと男性的な文章にひかれる。それもそのはず、親交の深かった青山二郎や小林秀雄に鍛えられたというから頷ける。
”青山二郎”、彼自身は、世に何かを残した歴史的人物ではないけれど、その周りに集まる著名なる面々から 「青山学院」と呼ばれていたほどのカリスマ性のある人物。審美眼にたけ、骨董の目利きには、小林秀雄に天才と言わしめたほど。彼の弟子でもあった白洲正子しか知りえないエピソードが面白い。


●ちょっとピアノ本気でピアノ  川上 昌裕 / / ヤマハミュージックメディア

ピアノはビギナーの私ですが、今ちょうど、発表会を前に(初めてのソロ)、その不安を、ただ弾きこむことで取り除こうとしていました。
タイムリーに見つけた本でした。氏の経験から見えた効率的な練習法や、基本の大切さ、ペダリングや暗譜についてこと。そして、今私が直面している「人前にでて弾くこと」についてなど、丁寧な文章で技術面のことから、精神面のことまで、沢山のヒントが書かれています。
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by soleiljap | 2008-04-06 23:33 | ◇ 本