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神楽坂
夏休みも残り一週間となった昨日、子ども達と久しぶりに美術館に行って来ました。
東京国立近代美術館で開催されているゴーギャン展です。

当日の朝、絵の好きな息子も誘ってみたところ、行くとのこと。どうやら、午後から大学のサークルに行くので、美術館は大学の方向と同じだということと、お昼、美味しい物が食べられることの2点が大きなポイントだったみたい。でも、久しぶり子ども達と絵を観にいけるので、母は素直に嬉しかったのでした。
ゴーギャン展は想像以上に素晴らしかったです。(感想はのちほど)

美術館の後は、「美味しいうなぎを食べよう」 と『神楽坂』へ向かったのですが、なんと目的のお店は火曜日が定休日。うなぎの蒲焼が大好きな息子には残念な思いをさせてしまいました。
他のうなぎ屋さんは考えていなかったので、空腹の私達は行き当たりばったりでカレー専門店に入りました。それが、大失敗。あまりにまずかったので、すぐにあんみつ屋さん 『紀の善』 に入って口直しをしたのでした。

ちなみに、行きたかったうなぎ屋は、ジョン・レノンがオノ・ヨーコと行ったという 『たつみや』 さん。昭和の雰囲気漂う素敵なお店です。

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息子は大学のサークルがあるというのであんみつ屋さんを出たところで別れ、その後は娘と神楽坂を散策。

メイン通りから石畳の路地をちょっと入ると住宅街。古い建物が軒を連ね、路地では干物でも焼こうとしていたのか、板前さんが七輪に火をおこそうとしていました。打ち水した路地の向かいにはガレットのお店が顔を覗かせたり、大通りの喧騒とはうらはらに、路地はまさに温故知新を感じさせる空間です。

さらに、迷路のような路地を入っていくと黒い木の塀の上に見える『和可奈』の看板。文豪たちが利用したと言う旅館としてあまりにも有名ですね。
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この日はゴーギャンの絵を観て、そして神楽坂散策と、かなり歩いてクタクタになりましたが、最後忘れませんでしたよ。お土産は 『五十番』 の肉まん。お土産に、肉まんとあんまん、そしてチョコまんを買って帰りました。

子ども達と歩いた一日は、いい絵に出会い、沢山お喋りして、美味しい物も見つけた思い出深い一日になりました。
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by soleiljap | 2009-08-26 23:45 | ◇ 風 景
フランスからやって来た塩
電話のベルが鳴った。
『○○ちゃん、 げんきー♪』 

私のことを「○○ちゃん」と呼ぶのは、大学時代の友人だけ。

少し前、「近いうちに一緒にごはん食べようね」とメールしたことを忘れていた。世界中を飛び回っている彼女は電話ではまずつかまらない。

「どう?忙しい?」

『昨日パリから帰ってきたの。お塩買ってきたから送るね』 と多忙を極める彼女らしい返事だった。

そして今朝、フランスの塩が届いた。それもたくさん!
・TRAD Y SEL:フランス・ゲランド産の天日海塩(粘土質の塩田の塩でミネラル豊富)
・Fleur de sel :南フランス、カマルグの湿原で作られる天然塩

カードには、「お塩の味比べをしてください」
そして、P.Sに 「オランジュリーの今年のパンフレットがかわいいので送りますね。“しおり”にどうかしら・・・・・・」と書かれてあった。
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最近では日本とヨーロッパを行ったりきたり。今も精力的に仕事をこなす彼女は、大学時代から、仲間の誰よりもパワフルだった。そのエネルギーは、学生から仕事へとステージが変っても常に変らず、キャリアを積んではチャンスを物にしてきた。いま思えば、あの時の彼女こそキャリアウーマンの走りだったのかもしれない。
おまけに、そこらへんの男より度胸がすわっている。なのに凄くかわいい。小悪魔的な可愛さは多くの男達を虜にしてきたのだ。
ちょっと褒めすぎ?いやいやそんなことはない。大学時代の仲間みんなが声を揃えて言うこと。

ブログに書いてしまって今頃くしゃみしているかも。 (怒られるかな・・・^^)


実はわが家で今使っている塩は4種類。イタリア、ヒマラヤ、そして日本の沖縄と瀬戸内海の塩。
先日、イタリアの岩塩が切れそうだったので同じものを買いに出かけるも、ここらで新しい塩を開拓しようかなと買うのをやめる。今探している途中だったので、とても嬉しかった。

私は味の一番の決め手は塩にあると思っている。
世界中の数え切れないほどの塩を吟味し研究するのは無理として、せめて家で作る手料理には、自分なりのこだわりを持ちたい。少しずつお気に入りの塩を見つけていこうと思う。

モン・サン・ミッシェルの刺繍袋が可愛いの♪(中にはFleur de selが入っていました)
そして、オランジュリー美術館のパンフレット。細長い冊子はちょうどしおりにぴったりです。細長くトリミングされた名画は、ちょっとした題名当てクイズのようで楽しいかも。
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画像では分かりづらいと思いますが、右の絵の色調に合わせて左の解説の部分もページごとに色が違うのです。流石、色彩の国フランス!

ありがとう♪
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by soleiljap | 2009-08-18 23:59 | ■ お 土 産
熱い夏の想い出
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いつも雲に覆われていた空も、ここ数日夏らしい青空が顔を出しています。こちらの画像は土曜日(15日)に撮ったもの。窓に映る空です。
ハイビスカスが連日花を咲かせています。蕾も数え切れないくらい沢山。暫くは朝起きてバルコニーを覗く楽しみが増えそうです。

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何かと忙しかった夏休みもやっと落ち着いて、ここ数日、久々に雲や空、花たちにゆっくり目をとめることができるようになりました。
何もしない時間を楽しんでいます。

先日、東京都の高校生の吹奏楽コンクールが終わりました。娘たちの学校も上を目指してよく頑張りましたが、結果は昨年と同じ色の賞でした。
私も最後まで他の学校の演奏を観てきました。緊張感溢れる中、どの学校も半端ではなく練習に励んだんだろうということが感じ取れ、課題曲と自由曲ともに、気迫と自信、大人顔負けの音の完成度に驚かされました。

半端でない練習量とチームワークを求められる吹奏楽部は、どう考えても体育会系です(分類は文化系)。
夏前の練習、夏休みの合宿、そして休日返上しての練習、すべてのエネルギーをそこに注ぎ込んできた部員達。コンクールを終え、メダルの色こそは変らなかったけれど、子ども達は確実に成長しました。そばで子ども達をみて応援していた親御さんたちは異口同音に、皆の努力を称えたことと思います。
全てを力に、また、来年にむかって大きく羽ばたいてください。お疲れさま!!そして、感動をありがとう。

青春っていいなぁ~!
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by soleiljap | 2009-08-17 17:01 | ◇ 風 景
64年前の今日
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8月15日は終戦記念日。
64年前もこんなに暑い日たったのだろか。人々はどんな思いでこの日をむかえたのでしょう。

画像は1998年、息子が夏休みに鹿児島の実家で撮った写真です。(向かって左が 息子・8歳)
これは父が出征するとき、持っていった日の丸の旗で、戦地へ向かう父のために親戚や友人たちが書いてくれたんだそうです。

この時、はじめて目にしたこの日の丸の国旗。そこだけが異空間で言葉にできないくらいの威圧感があったのを覚えています。墨で書かれた文章はどれも達筆で、難しい言葉も沢山書かれてあって全部は読み取れなかったのですが、最後まで冗談など口にできないくらい圧倒されていました。子どもたちはどんな感想を持ったのでしょう。

何十年も家にいたのに、こんなものがあったなんて知りませんでした。
母が箱に入れて、何十年も仏壇の奥にしまいこんでいたのです。忘れていたのではなく、きっと出すといろんなことを思い出すのが嫌だったのだと思います。

戦争が終わって64年。あの時、父はどんな思いでこの日の丸を持って戦地へ向かったのだろう。そして、家族は。

父は戦争体験者ですが、戦地へは行っていません。今その時の父の年齢を計算すると20歳だと思います。父たちの部隊は終戦間じか、戦地へ向かうために佐世保(長崎)で戦地からやってくる船を待っていたそうです。しかし、父達が乗るはずの船が洋上で台風に遭い、足止めをくい、そうしているうちに終戦をむかえたそうです。
今でこそ、台風がきて良かったね、船が来なくて良かったと堂々といえるけれど、その当時は、戦地で亡くなった人たちのことを考えると、決して手放しで喜べなかったのだろうと思います。

私達が小さい頃、母は戦争の話をするのを嫌っていました。沢山は語らなかったけれど、唯一覚えているのが、空襲警報の中を逃げた母たち姉妹の話です。
母の父さん(祖父)が病気でなくなり、兄たちは戦地へ行き、家には女ばかり(6姉妹)が残っていたそうです。戦火の激しかった頃、母は15,6歳くらい。空襲警報のサイレンが鳴ると、普段から、おばあちゃんに子どもたちそれぞれに役割が与えられていて、ある姉妹には位牌を持たせ、ある姉妹は小さかった妹をおんぶし逃げること、そして、いつものあぜ道をひたすら走って防空壕へと逃げていたという話を聞かされました。 母は母のお母さんと最後に残って家の点検と戸締り、そして食べ物を持ち出すことだったそうです。

おば達からも同じ話を聞かされるので、そのうちに頭のなかに、母達の姿は映像としてでき上がってしまったのです。
映像はいつまでも頭の中にあって、他で戦争の話を聞くことがあると、必ず母達の必死であぜ道を逃げる姿が思い浮かぶのでした。


1945年に終戦をむかえ、戦争を経験した人たちはもう、おじいちゃん、おばあちゃんと言われる年齢です。これから戦争を語ってくれる人たちは年々少なくなっていくのでしょう。そのときに、遠い過去の話として終わらせるのではなく、いますぐにでも起きうる戦争について、次の世代が語り継いでいかなくてはならないと思うのです。

11年前神妙な面持ちで日の丸の旗を持っていた息子は今年19歳。父が戦争に行った歳とそんなに変りません。自分と同じ若者達が、あの頃背負っていた日の丸の重さなど想像もつかないでしょう。
今日、この写真をまた子ども達と一緒に見ようと思います。

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by soleiljap | 2009-08-15 18:20 | Trackback
考えること

災害が続きます。大雨や台風、地震による被害は想像以上に大きなものでした。
被災された地域の方々には心からお見舞い申し上げます。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
ニュースが報じられるたびに心が痛みます。これは天災なのか人災なのかと。
世の中の自然形態に異変があらわれたのは最近のことではないはず。自然の猛威は刻一刻と私達の身近に迫ってきているんだ。温暖化が叫ばれ、世界的にその脅威が呈されても、一人ひとりが自覚しているのだろうかと思ってしまう。このままだといつかきっと身を持って知らされるのでしょうね。
子ども達の未来を思うと本当に不安になります。


さて、それでも時間はながれ、日はめぐってきます。ぼやぼやはしてられません。
この数日、連日早朝から夜遅くまで(本屋以外の)バイトで忙しかった息子、昨日やっと4人で食卓を囲んでの夕食でした。(久しぶりに顔をみた感じ)

娘はというと、毎日部活に明け暮れています。コンクールに向けて最後の調整といったところでしょうか。
毎日朝から夕方遅くまで頑張っている子どもにしてやれることは、毎日のお弁当作りとバランスの取れた食事作り。後は応援団に徹して、毎日エールを送ることです。

コンクールもうすぐですね。ここまでの頑張りには本当に感動しています。
努力は裏切りません。みんなと共に頑張ったことを、与えられた時間、思いっきりぶつけて、そして、思いっきり楽しんでください。がんばれ!!
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by soleiljap | 2009-08-11 11:55
梅干しデビュー
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8月3日に土用干しをスタートさせた梅干し。2日目、3日目の曇りと雨の予報も、嬉しく裏切られ、しっかりと天日干しすることができました。

3日間、我が家のリビングは梅と紫蘇のいい香りに包まれていました。(夜は家の中にいれておく)
初日は朝からカンカン照り、汗びっしょりで帰ってきた夫が、ざるの上の梅干しを見て、「いい梅出来たじゃない。食べようよ!」
試食は3日後と決めていたのですが、いい香りには勝てませんでした。二人でつまみ食い。猛暑で沢山汗をかいたので、酸と塩分は生き返る感じでした。

手作り梅干しを待ち望んでいた娘も、部活から帰ってくるなり、「明日のお弁当に入れてね!」と。
あと2日、天日干しがあったのですが、翌日のお弁当にさっそく入れてあげました。
帰ってきた娘が、「お弁当美味しかったよ」の後に、「ママの梅干しスゴク美味しかった」と嬉しいひとこと。
手塩にかけて作った梅干し、大事に食べてもらえると本当に嬉しいものです。

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昔、戦後の貧しい時代の象徴として、「日の丸弁当」という言葉がありますが(若い子は分からない?)、じつは、日の丸弁当こそ幸せの原点だったのではないかと思ったりします。皆が同じ方向を向いて、一生懸命だった時代。

真っ白いご飯に梅干し一個だけ。お母さんが、愛情を込めて炊いたご飯に、手間を惜しまず漬けた梅干が一個。その単純なお弁当から色々なことを読み取れます。それぞれの家庭の事情でおかずは入ってなくても、沢山の気持ちがこもった、愛情いっぱいのお弁当です。みんなきっと、お米の一粒も残さず食べたでしょう。

豊かになった今、あの何もなかった時代より、人の心ははるかに貧しくなったと思います。
物が溢れ、食べものが惜しげもなく捨てられる今、その代償は自然破壊、そして、心の貧しさ。
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by soleiljap | 2009-08-06 11:17 | ◆ お 弁 当 | Trackback
土用干し 2009
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蝉の声は聞こえるものの、夏らしくないお天気が続いています。

ここ1,2週間、土用干しのタイミング見計らっていたのですが、天気予報があてにならず、のびのびになっていました。立秋も近づいてきたので、本日から天日干しスタート。
さぁ、今日から三日間の土用干し、どうかお天気になりますように。

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画像は、干したばかりの梅。少々小ぶりですが、漬かり具合はいい感じです。味見は3日後にします。

母の梅干しを習って今年は酢を加えました。南紅梅3kの塩分は15%。 
紫蘇は450g使い、揉み塩は12%にしました。

昨年漬けなかったので、在庫がゼロ。もう1~2k多めにつければ良かったかなと反省。

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何百年も前から同じ工程で作られてきた梅干し。梅の出回る頃から暦を見、お天気を気にしながら作る梅干しは、手塩にかければかけるほど、一つ一つの梅が愛おしく感ぜられて、朝から何度もバルコニーに出ては、紅く染まった梅を眺めています。

吹部の夏合宿に行っていた娘も、今日帰ってきます。
高校生になり、お弁当がスタートした春から、「今年は梅干し漬けるの?」と何度も聞いていた娘、並んだ梅干しを見て、ちょっとは安心するかしら。
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by soleiljap | 2009-08-04 09:55 | ◆ 料  理 | Trackback
読了  2009年7月


● クリムト 金色の交響曲    宮下 誠・著

● 巨匠に学ぶ 構図の基本   視覚デザイン研究所

● ラグーザ・玉       加地悦子・著

● 一色一生         志村ふくみ・著

● 和のアルファベットスタイル   堀井和子・著
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by soleiljap | 2009-08-01 23:05 | ◇ 本