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今朝の富士山
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6:36撮影

お弁当を作っていると娘の 「富士山綺麗だよー」と言う声。急いでカメラを持ってバルコニーへ。
自然は生もの。お弁当を作り終える頃には、くっきりだった稜線も靄に包まれてぼんやりとしていました。
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6:37撮影

数日前、少しだけ山肌が見えていた南岳も、今朝はすっぽり雪に覆われて、朝陽をあびてピンク色に染まる冬の富士山も素敵です。

電車の中から友人も見てるかしら。

ブログをみてくださっている皆さん、今日も一日いい日でありますように♪  いってらっしゃい♪



 

【追記】  9:12の富士山 
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by soleiljap | 2012-10-29 08:09 | ◇ 風 景
富士山 
富士山が見えると思い出す人が二人います。
一人は我が家に来て富士山を見つけると必ず手を合わせていた義姉。
もう一人は、娘の高校時代の友だちのお母様で、ご自宅から会社へ向かう電車の中から富士山が望めるそうで、綺麗にみえた朝、電車の中からメールをくださる。
場所はちがっても、どこかで感動を共有できる人がいると思うと、美味しいお鍋の蓋の隙間からふんわり立ちあがる湯気のように心が温かくなってくるのです。(あっ、また食べ物!・・・笑)
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10月24日の富士山 7:50

雲ひとつない青空に白く雪化粧した富士山。
これからの季節、寒い朝の楽しみの一つです。
今年の初冠雪は、平年より18日も早い9月12日でした。まだ地上ではノースリーブを着ていた頃。山は冬の準備をしていたのですね。



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10月16日の富士山 17:35

私の大好きな夕景。
西の空に沈む太陽と、空から降りてくる夜のせめぎ合い。それまで夕陽に照らされていた富士山は次第に色のない世界へ。 残照に輝く西の空と、天からおりてくる薄紫色の空。オレンジの稜線をたたえた山々が徐々に群青色の世界に包まれていくのです。やがてすっぱりと闇に包まれる。 何度見ても感動します。



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10月19日の富士山 10:20

雲は演出家です。山の表情をかえてくれるから。

富士山を撮りながらカメラ操作が分からず悩むこともしばしば。ここらで自然(風景)の撮り方を教わりたいと思うのですが、中々、そんなワークショップがありません。 テーブル写真のワークショップだけが増え続けているような・・・
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by soleiljap | 2012-10-26 09:45 | ◇ 風 景
東京駅
あと一週間もしたら11月なのですね。 
非公開にしたまま画像だけがたまっていきます。急いでアップ。

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10月の始め、家族で東京駅に行ってきました。
普段は乗り換えで東京駅に来ることはあっても、こうやって外からゆっくり眺めるのは初めてです。

10月1日に復原工事を終えて、1914年(大正3年)の竣工当時の姿でよみがえった赤レンガ駅舎、こんなに素敵な建物だったんだ、と感激。
終戦間際(1945年)の空襲で一部壊されたものの、1923年の関東大震災ではビクともしなかったそうです。
歴史的にも技術的にもこんなに素晴らしい建造物を、途中、高層ビルへ建て替えようという話が何度か出たとか・・・ とんでもないこと。壊されないでよかった。


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八重洲北ドームの内側。
黄色と白のコントラストがお洒落。内側には鳳凰や方角を示す干支のレリーフが施され、人が溢れていて床面の写真を撮ることはできませんでしたが、モザイクのタイルと柱が大正ロマンを醸し出していました。


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建物の設計をしている夫は私たちとは見たいところが違うようで、落ち合う場所を決めて一人で別行動。

遠くの方に夫の姿を見つけたのですが、なにやら真上を眺めたり、外壁をペタペタ叩いたり、していた(笑)。

写真は娘が携帯で撮ってくれました。皇居へ通じる広場から見た駅舎は、まわりの無機質な高層ビルの中でひときわ威厳をもっていました。青空に赤レンガが映えて、温かくほっとする風景です。

2014年には100年を迎える東京駅。2003年に国の重要文化財に指定されたわけですから、このままの姿で、これからもさらに100年200年と残っていくことを願います。
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by soleiljap | 2012-10-23 22:49 | ◇ 風 景
なつかしいひと
最近の読書の連鎖はとどまることがなく、今も進行中の本が3冊。 同時に数冊読むのってどうなの? といつも自分に問うています。
図書館から“到着メール”の連絡がはいると、会社の行き帰りにピックアップ。 その度、どんな本かしらと、数行目を通すと、もう止まらなくなってしまう。 たまには面白くない本もありますが、最近はあまり外れがない。

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平松洋子の 『なつかしいひと』

その前に
一番最初の平松洋子との出会いは、『おとなの味』。最初の一行でファンになった。
書きだしはこう。

夏休みの昼寝は、いつも水色のボンボンベッドだった

そうそう!私も同じものを使っていた。 ビニール製の3段折りのベッドは開く時、カチカチカチと音がして、私が水色、妹がピンク。 ビニール製だったので、寝返りをうつたびにキシキシと音がして汗ばんだ肌にべっとりとくっつくのが嫌だったっけ。(笑)

世代が同じだからか、彼女の視点はいつも自分のそれにジャストミートして、彼女の書くものはどの本も楽しく、あっという間に読破しました。


そして、今回の 『なつかしいひと』 は今までのエッセイとはちょっと違うかも。(そう感じたのは私だけでしょうか)
食べ物や道具類へのこだわり、たくさん食べ歩き、沢山見てきたものしか語れない切り口で今までは、腕まくりしながら書いている平松洋子の姿が目に浮かんだのですが、この本は今までのものとは少し趣が違いました。
エッセイなのですが、随想という言葉のほうがぴったり合う。
たおやかになびく柳のように、しなやかでゆったりとした空気感は、いつまでもここで寛いでいたいと思わせるもの。

一瞬を切り取ったその瞬間に平松洋子は彼女の世界をここ狭しと描いていきます。絹糸が繊細な工程でおられる布のように、五感全てを総動員させるその光景は、ただ「うんうん、そうなんだよね・・・」と、うなずくばかりでした。

読み終えても暫くその情景や感触、ゆれる心の移ろいまでも残像となりはりついていました。
めくるページを名残惜しみながら読んだ本、久しぶりです。普段なら図書館に返して終わりなのですが、やはりこの本も手元に置いておきたい。さっそく本屋へ走りました。

秋の夜長にお勧めです。
「野蛮な読書」は今読んでいるところです。


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そして、気になる本

 有吉佐和子  『青い壺』
 石井好子   『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』
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by soleiljap | 2012-10-10 12:05 | ◇ 本
昨夜の素描
暑さも、そろそろ終わりでしょうか。今日は気持ちのいい風が吹いています。

最近寝るのが遅く、肌はボロボロ、目の下にはくま。昨夜は意識して早めにベッドに入りました。しかし、持って寝た本(後で紹介します)がさらに寝不足を助長させることに・・・・・・。

読みながら気持ちよく寝るはずだったのに、いてもたってもいられなく急いで飛び起き、近くにあるスケッチブックと鉛筆を持って描いていました。(あ~ぁ)
約16×23cmの小さなスケッチブックですが、描いたのは2枚。 1枚は描き込んで描き込んで真っ黒に。 2枚目はさらっと。
今朝起きてみたら、白い部分に手の鉛筆の跡がついていて、手の跡だけ消してそのままに。


なぜこんな衝動にかられたかというと、最近、画文集をよく読みます。
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一昨日から手にしているのが、船越保武氏の『素描 女の顔』。
今年の初め、NHKの日曜美術館でも取り上げられていましたが、船越保武(1912~2002)は岩手出身の彫刻家で、晩年には脳梗塞をわずらい、左手で制作活動をされていました。「長崎26聖人殉教者記念像」は有名です。

最初に彼の作品を見たとき、静謐な空気、透明で慈愛に満ちた女性の表情は「祈り」そのものでした。
そして、今回、この画文集を手にして初めて分かったのですが、彼の描く女性は全て想像の顔だということ。実際のモデルはいないというのには本当に驚きでした。白い紙の上に女性の顔が浮かびあがってくるのだそうです。
以下は本文から。


目に見えるそのままを どこまでも追いかけると
きっといやなものになる しつこさだけがのこる
一度目をつぶって眼の中に映し直して余分なものをとり除いて
それを紙の中に誘いだす



だから、彼の描く女性は透明で水のように美しいのですね。
最後に、私が思わず布団から飛び起きて鉛筆を持たせた文章と美しい女の顔を。
私も同じように描きたかったのですが、余計な線が多すぎて、それにかなり年上の女性になってしまった。



追いかけて しつこく追いかけると彼女は逃げてしまう
あまりしつこく追わない方がいい すこし距離をおいていると
その顔は美しいままで振り返る


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by soleiljap | 2012-10-02 13:58 | ◇ 美 術