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クアットロ・スタジョーニ
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私の辞書、間違いました。私の料理ノートには、いままで”発酵”という文字はどこにも存在しませんでした。大昔にパンもピザも焼いた事はあります。でもすべからく期待を打ち砕かれ、時間と労力をかけて作った甲斐なく、猫もまたぐであろうPizzaは、私のトラウマとなり、それ以来”発酵”という文字はなるべく見ないように避けていました。

先日娘が、子ども新聞を持ってきて、毎週一回掲載される料理コーナーを指差し、『これ作ろう』と言ってきたのです。見ると“肉まん”。そこにはしっかりあるではありませんか“発酵”という二文字が!
めまいがしました(冗談です)。しかし、ここで逃げたら女がすたる。意を決して挑みました。一字一句見逃さずレシピを読み、時間をタイマーで計り、“発酵”のその時を待ちました。
な、なんと膨らんだではありませんか!!歓喜に打ち震えましたね。(笑)
それから数日後、もう一度焼きました。その時私の発酵へのトラウマはすっかり消え去ったのです。(二回ともカメラを修理に出してた時だったので。写真はとれませんでした・・トホホ)

そして今日、はじめて表に出せるPizzaが焼けました(涙)。これもblogのおかげと、心から感謝するのであります。

クアットロ・スタジョーニ_a0029889_1325858.jpgクアットロ・スタジョーニ_a0029889_126477.jpg
左;二次発酵後。かなり膨れて、まるで私のバスト・・・。(大嘘です)
右:ピザソースは、トマトの水煮缶をざるでこし、オリーブオイルとオレガオを加え、塩。こしょうしたものを塗りました。これはさっぱりしてて美味しい

あともう1個の生地で、Pizzaの定番でもあるマルゲリータを焼きました。両方とも手作りの出来たては流石に美味しいです。夫も子ども達も満足そう!(今夜のデザートはPizza)

クアットロ・スタジョーニ_a0029889_15562079.jpg4種類の具を乗せたクアットロ・スタジョーニって、四季という意味らしい。
ちなみに上の4種類は、アンチョビ、ソーセージ、ツナ&玉葱、野菜(トマト・マッシュルーム)。チーズは、モッツァレラチーズとパルミジャーノ。バジルを散らしました。
追記:右のオイルは我が家の常備品。エクストラバージンオイルににんにくと鷹の爪(種除く)を入れたもの。出来あがったピザにかけていただきました。




Pizza生地
<材料>大体500g弱の生地になります。
・強力粉・・・150g
・薄力粉・・・150g
・ぬるま湯(30℃)・・・1カップ
・インスタント・ドライイースト・・・小さじ1
・砂糖  ・・・小さじ2
・エクストラバージンオイル(オリーブ油)・・・大さじ1
・塩   ・・・小さじ1
<作り方>
1.強力粉と薄力粉を合わせふるっておく。
2.ボールにぬるま湯を入れ、インスタントドライイーストと砂糖、オリーブ油、塩をいれ溶く。
3.②の中へ①の粉を加え良く混ぜ、ひとまとめにして、打ち粉をした台で良くこね、時々たたきつけるようにして、約20分ほどなめらかになる迄こねる。
4.大きめのボールにオリーブ油を薄く塗って丸めた生地をいれ、ラップをかけ、30℃くらいの暖かな場所で生地が二倍以上になるまで発酵させる。(今回は45分位おきました)
※季節によって、また場所によってことなると思います。我が家は大きなボールタッパーに網を置き、50℃のお湯を注いで、生地の入ったボール「を網の上に置き、蓋をしました。
5.膨らんだら、こぶしでガス抜きをして使う量に分けて丸め、乾いた布巾をかけ、室温で30分休ませる。
※私はまだやった事がありませんが、冷凍する場合は1次発酵④の後、小分けして冷凍庫へ・・1週間保存可能との事。常温で解凍。

トマトソースの作り方
トマトの水煮缶のトマト100gをざるでこして、エクストラ・バージンオイル大さじ2、オレガノ(乾燥)小さじ1を加え、塩、こしょうで味をととのえる。

※今回は上の生地の1/2で1辺24cmのクアットロ・スタジョーニと、もう半分の生地で直径
30cmほどのマルゲリータを作り、トマトソースはちょうど使いきりました。
※焼き時間は、250℃のオーブンでこんがり焼き目がつくまで。我が家のオーブンで14,5分。
by soleiljap | 2004-12-10 23:57 | ◆ 料  理
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