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赤飯 (母から娘へ)
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10月10日、コンサートが終わると足早に帰路につきました。それは、家族が揃って食事できる日に是非みんなでお赤飯をいただきたかったから。

帰宅後、着替えもそこそこにエプロンをしてキッチンへ。前日から準備していたので蒸すだけの作業。合間におかずを作り、デジカメで過程の写真も撮って押せ押せの時間になりましたが、7時半、皆揃っていただきますができました。(ふぅ~)

さて我家のお赤飯、今思い出しても、お七夜、お食い初め、初節句、お誕生日、七五三、入学式や卒業式・・・子どもたちの成長の節目、家族のお祝い事、様々なシーンと一緒に、このお赤飯がありました。
蒸器で作るレシピは丸ごと母から受け継いだもの。蒸器は私が結婚する時に実家の母が持たせてくれました。
そして、何と言っても母から教わったレシピは、もち米100%で作るのではなく、うるち米を混ぜ蒸器で蒸すので、サッパリしていていくらでも入るのです。結婚当初は、もち米とうるち米が上手くなじまず失敗もしましたが、少しずつ上手くなってきました。と言ってもまだまだ母のようには作れないのですが・・・。
いつか娘にも同じ味で作って欲しいなと思う今日この頃。

そしてパパからは一輪のバラ。
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肝心のお赤飯の理由がぬけていました・・・・それは、、、内緒♪(ごめんなさい!)

我家のお赤飯、今までも何度か画像はアップした事があるのですが、今回は娘の為にパソコンにレシピを起こしました。





母の赤飯
(※実家ではもち米1升にうるち米2合で作るのですが、我家は蒸器に丁度1回分の量)
・もち米・・・・1k
・うるち米・・・200g(もち米の2割)
・ささげ(大納言小豆)・・・130g

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_1074496.jpg①小豆を煮る。
小豆をさっと洗い鍋に入れ、ひたひたの水を加え、沸騰したらお湯を捨てる(茹でこぼし)。これ2,3回行ったら、たっぷりの水を加え火にかけ、沸騰後、弱火(ゆっくり豆が踊る程度)で指で豆が潰れるくらい迄煮る。すぐにザルにあげ、豆と煮汁に分ける。
※豆は空気にふれると皺がよるので、濡れ布巾をかけておく。

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_108426.jpg②米を洗い、水に浸す。
もち米、うるち米をそれぞれ洗い、それぞれに小豆の煮汁(十分冷めたもの)を加え一晩浸す。

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_10153084.jpg③うるち米のみ蒸す。
十分浸したうるち米をザルにあげ水気をきり、蒸気のあがった蒸器に入れ
20分程蒸す。
蒸し上がったらボールにとり、すれすれの所まで水を入れ、すぐに蓋をする。水気がなくなったら、お米を握って、お握り状に固まればOK。(※下図参照)
もし固まらなければ再度水少々を加え蓋をして、同じように行う。

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赤飯 (母から娘へ)_a0029889_1094273.jpgもち米をザルにあげ水気をきり、そこに③のうるち米と小豆を混ぜ合わせる。

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_1095378.jpg下釜にたっぷりの水をいれ、十分蒸気のあがった蒸器に④の米を軽く山高に盛る。(※タイマーを1時間にセットする)
蓋をして再び蒸気が上がってきたら、同じようにふんわりと上から米をかぶせ蓋をして再び蒸す。

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_1010436.jpgこれを数回繰り返し、全てお米を加え終えたら、トータル(⑤+⑥)で1時間程蒸す。

赤飯 (母から娘へ)_a0029889_10102334.jpgやわらかく蒸し上がったら、重箱等に移し団扇であおぎながらつやをだす。ごま塩をかけてでき上がり。






by soleiljap | 2005-10-12 00:01 | ◆ 料  理
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