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ピアノ・デビュー ~初めての発表会~


さて、重い腰をあげて書く事にします。
あの時のショックは心のどこかでうずいていて、暫くは思い出すのも嫌でした。

ブログにも書きましたが、ピアノを習い始めたのが、ちょうど昨年の今ごろ。
毎年、この時期になると発表会に向けての曲を決め、準備をします。

始めたばかりの私は、自分でどれだけ弾けるか検討もつきません。(先生もそうだったと思います)、それでも、出るとなると半年後の発表会に向けて始めなければ間に合いません。
一人で弾くのはイヤだけど、連弾なら弾いてみたいなと思いました。発表会は上達の早道。早く弾けるようになりたい私は、娘と相談して連弾を決意。

選んだ曲はビートルズの「ヘイ・ジュード」。決して簡単ではないアレンジ曲です。
この作品は、数年前の発表会で、コンクールにもよく出場している姉妹がノリノリで弾いてた曲。あの曲が弾けるんだと、嬉しさが先でした。

先生は私が根を上げるんじゃないかと、始めの数回は心配だったようです。
そんな心配もどこ吹く風、年を越すころには暗譜で弾けるようになっていました。

ここまで書くと、もしやソレイユには隠れた才能があるのでは?と思う方もいらっしゃるのではと思うので書きますが、そんな事は断じてないざます。

明けても暮れてもとはこの事。
朝、子どもたちの食事を作ってすぐピアノの前に座る。いってらっしゃいはそこから。お休みの日は、お昼も食べずにピアノの前に座って、気がつけば夕方。夕食の準備をしながらピアノ。夕食の片付けを済ませてまたピアノ。電子ピアノの消音で夜中まで弾いていたことも。
娘と合わせられるようになると、学校へ行く前に必ず一緒に連弾。朝の7時20分、私がピアノの前に座って待っていると、娘が制服を気にしながら急いで飛んで来ます。2、3回合わせてから登校。朝晩かかざず練習。
ざっとこんな具合に私のピアノ生活は凄まじいほどの猛練習の日々でした。

ただ、発表会も週末に控えた最後のレッスン日に、先生が気になることをおっしゃいました。これだけ弾けるのだから、もし何かあっても70%は弾き通せると思うから、大丈夫ね。と。
「何かあっても」???これが何を意味するかその時は分かりませんでした。
だって、もう目を閉じても弾ける位だったのでですから。

発表会の前日は近くの貸しスタジオ(と言っても、小さな防音室にグランドピアノが置いてある)で、舞台を意識して練習もしました。

当日が来ました。早めに起きて弾く事数回。ちょっと緊張しているけれど、ここち良い緊張。
やる事はやった。あとは天命を待つのみ。そんな心境でした。

毎年、発表会には夫の一番上の姉と子ども達がきてくれます。今年は私の演奏も観てもらえるわけです。夫は急な仕事で残念ながら来れず。

順調にリハ-サルも終えました。流石にホールのピアノはいい音。前日の貸しスタジオのグランドピアノとは大違い。少し緊張しつつ最後まで弾けたので、先生からも 「大丈夫そうね」 と言われ安心。

前半は生徒たち個人の演奏。
一年って早いな、上達した子ども達の演奏を前列で感動しながら聴きました。娘と息子の演奏もいつもドキドキだけれど、毎回そんな心配はよそに上手に弾いてくれます。(親ばか)

休憩を挟んで連弾が始まります。
私達は3番目。ちょっと緊張しているかも・・・。咽が乾くんです。休憩時間に急いでお茶を買いに行きました。

いよいよスタート。
名前が呼ばれました。ステージに上がって二人で満面のお辞儀。
ここまではよかったのです。椅子に掛けた瞬間ですよ。ドキドキ、ドキドキ ドキドキドキドキ……心臓が今にも飛び出しそう。鍵盤の上に置いた手がわらわらと震えているではありませんか。

低音部のドラマティックな伴奏で曲は始まるはずでした。
なのに手がブルブル震え、上手く鍵盤を押さえられません。隣から娘の小さく「ママ!」と呼ぶ声。客席の方から姪っ子の「がんばれ~」の声。
数回やりなおして何とかスタートしたものの、途中で頭の中が真っ白に。全て完璧に覚えていたはずの楽譜が頭から消えてしまったのです。楽譜は持って上がっていませんでした。
先生の○○からね、という声で、やっと思い出せたものの、その後もミスタッチは続くし、もう自分でどうやって終わらせたか覚えていません。ただ覚えているのは、最初から最後までフォルテだったっていう事。(爆)

暫くは立ち直れませんでした。ため息をついていると、娘が「ママ、もう忘れな。こう言う事もあるって。次に生かせばいいんだからね」って。発表会が終わって皆で食事にいったのですが、そこでは息子が「気にしなくていいから」って。
子ども達には毎日、練習しなさいと、あんなに怒ってばかりいたのに・・・。(笑)

先生のおっしゃっていた『何か』がやっと分かったのでした。(笑) 後で伺ったら、大人の人は子どもより緊張するそうです。確かに子ども達は堂々と弾きますものね。
 
かくして、トホホの初めての発表会は幕を閉じたのでした。


舞台には魔物が棲むと誰かが言っていましたが、まさにそんな経験でした。
こんな結果に終わりましたが、ピアノは相変わらず大好きです。もしかして以前より好きになったかもしれません。レパートリーも増えて、少しずつ楽に弾けるようになったのはうれしい事。これも上に書いた猛練習のお陰かなと。

先日から来年に向けての連弾の練習を始めました。曲は、フォーレのドリー組曲 「キッティ・ヴァルス」 勿論娘が相手をしてくれます。
ソロは、ノクターンか今練習中のアラベスクかなぁ。頑張ります。
さて、来年はいかがなりますでしょうか。(笑)


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どうやら東京マラソンの結果がでたようです。会社のPCから申し込んだのでまだ結果が分かりません。分かったらご報告しますね~♪
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by soleiljap | 2007-10-06 14:55 | ◇ 音 楽
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