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シベリウスを聴く@サントリー・ホール
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楽しいときは素直に喜び、悲しい時は落ち込んで、愚痴の一つでも言えれば楽になるのに。常に防御姿勢で、出てくる言葉は強がりばかり。とりすました態度は帰って悲しさを誘うばかり。鎧は捨ててしまえばいい。ずっと楽になるだろうにな。

あまりにも澄んだピュアなものに出会うと、そんなことがふと心をよぎります。みんなが思い悩んでいることなんて実はとても小さなことだったりして。

澄みきった音楽や孤高に輝く絵画、魂を揺さぶる文章・・・・・・圧倒されそうな大自然や芸術に出会うたびにそう思う。

先日の土曜日、サントリー・ホールにて井上道義氏の指揮でシベリウスを聴く。

        日本フィルハーモニー交響楽団   
        指揮 : 井上道義
        曲目 : シベリウス/ 交響曲第1番 ホ短調
                 (休憩)
              吉松隆/鳥たちの時代
              シベリウス/交響曲第7番 ハ長調


実は私、普段は交響曲はあまり聴きません。CDはいろいろと持っているのですが、自宅の限られたスペースで交響曲という壮大な曲を聴くにはなんとなくバランスが悪いような気がして。

交響曲はホールで聴くに限る。指揮棒に集まる音を感じるその瞬間がすごく好きです。

シベリウスは北欧フィンランドの作曲家。交響曲を8曲(交響曲1~7番+クレルヴォ交響曲)作りました。
今回の1番と7番の組み合わせは私的にもとても楽しみでした。
祖国愛に根ざした1番と、大自然と宇宙の尊厳を感じる神秘的な7番。
7番の蒼い宇宙に消え入るような最後の終わり方も好きです。
指揮者いわく、シベリウスは前世からの因果だそうです。素晴らしい演奏でした。一番は指揮棒で、7番は手で指揮されていたのも印象的。


(*画像は1月軽井沢の白糸の滝で撮ったもの)
by soleiljap | 2008-02-04 12:32 | ◇ 音 楽
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