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アルボンディガのアーモンド・ソース
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「アルボンディガ」、この名前を知ったのはつい最近のこと。
スペイン料理で「肉団子」のことだそうです。先日、africaさんのところで紹介されていて、とても興味深かったので、早速作ってみました。

「アルボンディガのアーモンド・ソース」、名前だけ聞いても、どんな料理が分かりませんよね。ITが発達しこれだけ世界が狭くなっても、日本の生活にどっぷりつかり、主食をご飯とし日本料理を基とした生活をしていると、海外の珍しい料理に出会った時の感動は相当なもので、その味が未知であればあるほど作ってみたくなるのです。

食は文化といいます。各国の料理をみると、面白いくらいその国の歴史と料理が比例しているし、地形や風土ともとても深い関係があります。また、同じ食材を一つとっても、地域によってその調理方法も異なったりします。それは縦に長い日本の中でもいえること。
広大な土地で放牧され、野生の草を食べて育った牛は、肉も硬く脂身が少ない。そういう肉はステーキが一番で、すき焼きのような料理にしようなどとは誰も思わない。脂がのった柔らかい肉には、それに合う、調理方法が自然と生まれてくる。
主食がお米かパンか、暑い国か寒い国か、海に面しているか山に囲まれているか等など、いろんな条件が絡まって食の文化が出来上がっていくのでしょうね。

そんなことを考えていくと、「アルボンディガのアーモンド・ソース」も決して日本では生まれない料理。
アーモンドとニンニク、そして、ピーマン、フランスパンを少量のオリーブオイル(肉団子を揚げた油)で揚げて、水煮のトマトを加えブレンダーにかけて作るアーモンド・ソース。そこに肉団子を加え煮ていくのだけれど、これだけ聞いただけでも、まだどんな味だろうと想像つきませんよね。
初めて経験する味なので上手く説明できませんが、香ばしいアーモンドの少しザラッとしたクリームがゴツゴツとした肉に絡まって、とても深い味。(抽象的でごめんなさい) 

昨夜、食卓の上の珍しい料理に娘と夫が不思議そうに覗き込んでいました。食べてみて、その美味しさに皆で感激。
娘は「ママが初めて作る料理はいつでも好評だね」 と言ってくれました。「くーま君のママのおかげよ」と私。

「(北海道旅行中の)お兄ちゃんにも食べさせたいね」というと、「お兄ちゃんは今頃北海道で美味しい物食べてるよ」ですって。「その通りです!・・・笑」

アルボンディガのアーモンド・ソース_a0029889_11452518.jpg
今日の朝食です。昨日の残りをつかってワンプレートにしました。
娘の学校がインフルエンザで、本日学校閉鎖だったので、二人でゆったりと時間をかけて朝ごはんをいただきました。一晩おいたら、お肉にアーモンドソースがしみこんで更に美味しくなっていました。

africaさん、先日のタコスにつづき、今回も絶品でした!!リピート間違いなしです。ありがとうございました!!

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【追記】
hanaちゃんのblogにも美味しそうなアルボンディガのアーモンド・ソースが!(africaさんお手製)♪
(hanaちゃん、トラックバックできなかったのでリンクさせていただきますね)
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【追記】3月18日11:13
africaさんよりレシピを載せていいとおっしゃってくださいました。
by soleiljap | 2009-03-17 23:02 | ◆ 料  理
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